約定拒否やスリッページの多いFX業者での取引は危険。
今ここで注文や決済したいのに約定できないといったトラブルが起こりがちで、絶好のタイミングを逃してしまうことさえあります。
こうしたリスクを避けるには、約定力が高く信頼できるFX業者を選ぶべきです。
XMなら約定拒否自体なく注文が100%執行されますし、そのうち99.35%は発注から1秒以内に処理されるというスピードです。
そこで今回は、XMのスリッページについて徹底解説!滑りやすい時間帯や対処法まで解説します。
スリッページとは
スリッページは、FX取引での注文価格と約定価格の差を指します。
例えば、ドル円を110円で買い注文したのに、110.1円で約定したら10pipsスリッページが発生したということになります。
これが10回も発生したら100pipsになってしまうのであなどれません。
スリッページの発生は FX業者のシステム力に起因するケースが多く、FX業者を選ぶ時には、システム力や約定力の高いところを選ぶことが大切です。

XMでの注文は99.35%が1秒以内に執行
XMで全注文のうち99.35%は1秒未満に執行、残りの0.65%の注文だけが1秒以上かかります。
1秒以上かかる内訳として指標発表など大きなイベント時も含まれているので、通常時の注文ならほとんど問題ないでしょう。
国内FXの低いスプレッドは魅力的ですが、業者の利益を確保するために意図的にスリッページや約定拒否をすべく隠れスプレッドを設けているなんてことも考えられます。
それに比べスプレッドはそう低くありませんが、約定力の高いXMはおすすめのFX業者といえるでしょう。
なぜXMではスリッページの発生率が低いのか
XMはたくさんの銀行と契約しており、(市場提供元・リクイディティプロバイダーなど)深い取引層を提供しているFX業者です。
市場が深いほどトレーダーの注文に余裕を持って対処できるので、スリッページが起こりづらくなるのです。
市場が深いとはつまり取引相手がたくさんいるということであり、XMのスリッページ発生率は低くなっている理由です。
スリッページが発生しやすい滑りやすい時間帯
FX取引では、経済指標時および週明けの時間帯は滑りやすくなる傾向にあります。
週明けの時間帯
週明けの早朝は市場の流動性が低いので、スリッページが起こりやすいです。
また、スプレッドも広くなりがちなので気をつけましょう。
マイナーな通貨では常に市場の流動性が低いので滑りやすい傾向にあります。
経済指標時
経済指標時や大きな経済ニュース発表時というのは、急な為替変動が起こりやすいので、スリッページの可能性が高まります。
どうしても取引量が増えますから、FX業者がそれに追いつけず処理が遅れてしまい、注文した時の価格と約定された時の価格にズレが生じてしまうのです。
こうした経済指標発表時の値動きを狙って取引することを、指標トレードもしくはニュースタイム取引と呼んでいて、トレーダーに人気の手法のひとつです。
スリッページデータを確認
あまり表立って公表されてはいないものの、スリッページデータは海外FX紹介サイトであるFOREX BROKERZにて公表されています。
FOREX BROKERZは長年蓄積したデータをもとに各海外FX業者のスリッページ平均値を算出および公表しています。
日本市場未進出の海外FX業者のデータも多いですが、XMのデータも公表されています。
許容スリッページを設定する方法
XMの約定率の高さ・約定スピードには定評がありますが、約定力の低い時間帯もありますので気をつけてください。
そんな時におすすめなのが、許容スリッページを設定する方法。
多くの海外FX業者のMT4やMT5では許容スリッページを設定できるのです。
許容スリッページとは、注文価格から約定価格までのズレの許容範囲を指し、あらかじめ許容スリッページを設定しておくとそれ以上の約定は防げます。
許容スリッページは、狭めるほど約定しづらくなりますから、取引スタイルによって変更するのがよいでしょう。
ちなみに、MT4・MT5いずれの場合も、許容スリッページの単位は対象通貨の1pipsの価格となります。
スリッページの許容値を狭めるとスリッページが発生しなくなりますが、同時に約定率が低くなり約定力が下がります。
メリットとデメリットのバランスをとりながら上手に設定しましょう。
MT4で許容スリッページを設定する方法
MT4から「ツール」「オプション」「取引」を選び、取引に関する設定画面を開きます。
いくつかの項目のうちスリッページ設定できるのが「価格誤差のデフォルト」。
選択したら「直近を再使用」から「デフォルトを指定」に変更し、ポイントを設定して完了です。
MT5で許容スリッページを設定する方法
MT5から「ツール」「オプション」「取引」を選び、スリページ欄を設定します。
初期値である「直近の価格」から「デフォルトを指定」に変更し、スリッページ幅を入力して完了です。
XMでスリッページはひどい!?XMで滑りやすい時間帯とスリッページ発生率が低い理由まとめ
XMは約定力が高くスリッページの狭い海外FX業者で日本人トレーダーにも大人気です。
FX取引にかかるコストは、公表されているスプレッドにスリッページをプラスしたもの。
コストをできるだけ抑えたいなら、約定力が高くスリッページの狭いXMがおすすめです。

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