EA(自動売買ツール)で有名な海外X業者GEMFOREXですが、MAM口座の開設もできます。
MAM口座とは、資金を預けずにプロトレーダーに運用してもらう方法です。
安定した利益をあげているプロのトレーダーに運用してもらうということは、勝率もぐんと高まります。
そこで今回は、MAM口座を徹底解説!MAM運用のメリットデメリットやPAMM運用やEAとの違いも教えちゃいます。
MAM口座とは(マム口座)
MAM口座とは、プロトレーダーに資金を預けずに発注指示だけをもらう運用方法のことです。
プロのトレーダーやファンドに資金を預けないので、持ち逃げのリスクがありません。
運用してくれるトレーダーの取引ツールを、自分の口座と紐付けするだけです。
また、MAM運用をすることで、運用してくれたプロトレーダーの手法を見ることができるのでFXトレードのコツを学べます。
MAM運用には2パターンあります。
裁量取引の場合は手数料の高さがデメリットとなりますが、ちょっとした相場の違和感にすぐに気づき判断できるのはやはり人の目です。
自動売買システムは人の目ほど柔軟ではありませんので、トレーダー自身が裁量取引している方が安心です。
とはいっても、トレーダーが自動売買ツールを使って運用するのも、何もわからない初心者が自動売買ツールを使うのと比べれば断然安心です。
MAM口座の手数料
GEMFOREXのMAM口座の手数料は、利益が出るたびに手数料を支払わねばならず利益の15〜30%になります。
もちろん代行トレーダーだって無報酬で人の取引代行を引き受けるわけにいきませんから当然と言えば当然でしょう。
しかし、自動売買などを利用して自分で取引すれば払う必要のないお金。
できるだけ取引コストを少なくする方が、利益が上がるのは目に見えています。
FX取引で勝率アップを目指すなら、なるべくスプレッドや手数料の節約を考えましょう。
PAMM口座(パム)とMAM口座の違い
PAMM(パム)とMAMは、どちらも同じ運用方法ですが違いは「取引履歴を見れるか見れないか」にあります。
MAM口座では見ることのできる取引履歴を、PAMM口座では見ることができません。
トレードの手法を盗めること、思わぬトラブルを避けられることを考えると、PAMM口座よりMAM口座の方がおすすめです。
MAM運用は実はグレーゾーン
メリットがありそうなMAM運用ですが、国内では個人がトレード代行で成果報酬を得ることが禁止されています。
もちろん、GEMFOREXは海外のFX業者なのでMAM運用は認められないということです。
実際に罰せられるケースは少ないのですが、法律の観点からMAM運用はグレーゾーンというのは事実です。
GEMFOREXのMAM運用には紹介者リンクが必要
MAM運用はあまりメジャーはやり方ではなく、MAM口座を取り扱っているFX業者も多くはありません。
MAM口座を取り扱っているGEMFOREXでさえ、一般的な口座開設のように誰でも簡単に口座開設できないのです。
GEMFOREXにてMAM口座を解説するには、すでにMAM口座を保有するトレーダーから紹介してもらい、紹介リンクを手に入れる必要があります。
紹介してもらう人がいなければMAM口座を諦めるしかないです。
GEMFOREXではMAM運用よりも自動売買の方が利用価値が高いので、MAMを利用できなくても自動売買でも十分とも言えます。
GEMFOREXのMAM口座のメリット
MAM口座のメリット①運用時間が節約できる
他のトレーダーに運用を託すGEMFOREXのMAM運用。
自分の手は空きますから時間を節約することができます。
MAM運用やEA自動売買は、バイトや兼業トレーダーにおすすめ。
専業だとしても、24時間チャートに縛られる生活は精神衛生上よくありませんから、一度トレードの自動化を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
MAM口座のメリット②EA(自動売買)の費用が節約できる
MAM運用は、他のトレーダーにFX取引してもらい利益が出れば報酬を支払う仕組み。
そのため、初期投資に一切費用がかかりません。
一方、EA自動売買の場合10万円以上のものもあり、初期投資に費用がかかります。
有料EAは、MQL5・GoGoJungleなどで購入することができます。
もちろん、無料EAもあるのですが、無料だとどうしても機能が制限されているなど使いづらいのが正直なところでしょう。
関連記事|GEMFOREXの自動売買EAを徹底解説
MAM口座のメリット③取引内容の確認ができるので安心
GEMFOREXのMAM運用では、取引をお任せしたプロトレーダーの取引内容を確認することが可能です。
お任せしたトレーダーがちゃんと取引してくれているかチェックできますし、そのトレード手法を見てスキルを吸収することもできるでしょう。
一方、MAM運用と似たPAMM運用の場合、取引内容を確認することができません。
GEMFOREXのMAM運用の3つのデメリット
MAM運用は、他のトレーダーにお任せしたら自分は放りっぱなしで利益を得られるというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
ただし、GEMFOREXのMAM運用にはデメリットもあり、手放しでおすすめできるものではありません。
MAM運用のデメリット①自分の取引スキルがアップしない
プロのトレーダーに取引を任せてしまうMAM運用では、自分の取引スキルがなかなかアップしません。
FX取引で利益を得続けるためには、自分の腕を磨くことが第一。
取引を他の人に任せてしまうMAM運用では、どこか自分のことではなくなり本気感が失せてしまいます。
もし、今後本気でFX取引でやっていきたいなら、人任せのMAM運用でなく自分で取引するようにしましょう。
MAM運用のデメリット②国内の法律ではグレーゾーンである
GEMFOREXのMAM運用は、他の人にFX取引を託しその成功報酬を支払うコピートレードやソーシャルトレードになります。
そして日本では、こうした他人に代行してもらうFX取引が法律で禁じられているのです。
国内のFX業者が、MAM運用などのトレード代行サービスをしないのはこの法律があるからです。
ただし、GEMFOREXなど海外FX業者は日本の法律の範囲外なので、MAM運用をしたからといって法律違反にはならないです。
MAM運用のデメリット③運用した方にノウハウを盗まれるリスクがある
初心者からすると、プロのトレーダーに運用を任せること自体を魅力的に感じるかもしれませんが、そこには落とし穴があります。
MAM口座で取引を任せたトレーダーの取引履歴をすべて見られることです。
一見メリットのようにも思えますが、MAM運用利用者のなかにはプロトレーダーの手法を盗もうと考え運用を依頼する人もいます。
その結果、優秀なトレーダーほど、自分の手法を盗まれないためにMAM運用を引き受けなくなってしまうのです。
つまり、MAM運用を引き受けてくれる人の中から優秀なトレーダーを見つけるのは大変ということにつながります。
GEMFOREXのMAM口座とは!?MAM運用のメリットデメリットやPAMM口座との違いまとめ
FX取引をプロのトレーダーに代行してもらえるGEMFOREXのMAM運用。
しかし、MAM運用するにはMAM口座利用者からの紹介が必要など、やや高いハードルがあります。
また利益の15〜30%の手数料を支払う必要もあり、ある程度放ったらかしで利益を得たいなら、MAM運用よりEA自動売買の方がよいでしょう。
EAをダウンロードして、自分の力で利益を上げるのが億万長者への近道です。
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